金子守恵
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科/アフリカ地域研究資料センター勤務。1996年から日本においてフィールドワークに取り組む。1998年からは、エチオピアにて土器つくりの女性職人を対象にして、その技法の習得と技術の革新について調査研究をすすめている。2006年から、農産物の加工と流通や地域内の素材を活用した土産物製作などへと研究対象を広げて、アフリカ在来知や技術に関わる調査研究に取り組む。2008年からは調査研究成果をもとに、共同研究者たちと調査地において実践的な活動にも関わり始める。2017年からは、大学院生や研究員とともに、コミュニティにおける住民による健康管理の可能性、近代学校教育の浸透と生業活動の創出など、研究対象をさらに広げながら、それらをes projectの活動に含めて研究活動を展開している。
経歴
所属学会
- 日本アフリカ学会
- 日本ナイル・エチオピア学会
- 日本文化人類学会
- 日本民族芸術学会
その他(受賞・学外委員・社会活動ほか)
- 1999年度 講談社野間アジア・アフリカ奨学金
- 2010年度 日本ナイル・エチオピア学会第16回高島賞
- 2007年度〜現在 NPO法人アジアとアフリカをつなぐ会・理事